55年目の子育て ツバメ7組+セキレイ1組

今年最初の投稿になります。
我が家には、ツバメの巣が22個、セキレイの巣が1つあります。
この地域では、セキレイは「八幡神社の使い」と言われ、確かに昨年7~8年に1回巡ってくる神社当番の会計を任され奮闘していたら、セキレイも初めて巣を作っていました。今年は、35年ぶりの神社の屋根瓦の葺き替え工事があり、その実行委員で奮闘しているせいか、今、抱卵中です。

ツバメは3月下旬に1羽飛来し、その後増え、現在、1組ヒナが生まれ、4組抱卵中、2組古巣を修復中です。2カ所の巣からペシャンコになった昨年のヒナが落とされていました。

昔私が小さいころ、祖父母の寝室に巣が作られ、糞対策や窓の開閉管理など大変だったこともあり、家の中には絶対巣を作らせないようにしています。それでも年に2、3回は洗濯等の開けっ放しのドアから入ることもあり、その時には、丁重にお引き取り願っています。

この地域は270軒ほどの田舎の集落ですが、ツバメを観察していると単なる外敵等の安全な環境だけではなく、家を選んで巣を組んでいるところが見受けられます。

近所で旧家といわれ、郊外でドライブインを経営していた全盛期には9~11組も巣をつくり子育てしていましたが、経営の衰退とともにツバメの数も減り、住人は住んでいますが今は1組もいなくなりました。

また、近所で新しい家を建てたら、2組のツバメが巣をつくり子育てしていましたが、2、3年後そこのおじいちゃんが亡くなると、次の年からまったく来なくなりました。

一方、逆のケースもあり、都会から子供たちがUターンして帰って来たら、初めてツバメが巣を作ったところもあります。ツバメの習性の+αの部分なのか良くわかりませんが、昔は20軒くらいにツバメが巣を作っていたと思いますが、近年は、集落内でツバメが子育てしている家は10軒に満たない状況です。

我が家のツバメも1組の時代が30年以上続いて、今年は来てくれるのだろうかとよく心配した時もありましたが、ここ近年、15年くらい前からだんだん1組ずつ増え、一昨年が7組、昨年が6組、今年も7組になりました。

9月の上旬の旅立ちのときには、家の前の電線に近所のツバメと合わせて80羽くらいが集まる時があります。今年からは42年間務めた市役所も無事定年退職し、じっくりツバメとセキレイに付き合えそうです。

昨年の旅立ち前

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55年目の子育て ツバメ7組+セキレイ1組 への1件のコメント

  1. ちやこ より:

    鳥さんたちが沢山の幸せを運んでくれますように祈っています❗

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