道の駅にのみや: 求む御助言

栃木県にある道の駅「にのみや」は全面的にツバメの繁殖を支援しています。
トイレに多数の巣があり今二番子の繁殖中です。
つばめの駅プロジェクトの「子育て中」ポスターも貼ってあります。

ツバメの楽園と思える場所ですが、本日意外な事実を知りました。

トイレの屋根は切妻造りで、その一番高い頂上部分がガラス張りの天窓になっています。この天窓が曲者で、巣立った雛がトイレに迷い込んで、出口がわからなくなりひたすら天窓から脱出を試み、やがて力尽きて落ちてくるらしいのです(清掃スタッフから聞きました)。

一度はまってしまうと、脱出率は極めて低く、救出方法もなく、ただ落ちてくるのを待つだけだそうです。親ツバメの誘導があるかどうかはよくわかりません。詳細な状況は不明ですが、現実として迷い込んだ末に力尽きる雛が多いことは間違いのないことのようです。

天窓に脱出口を設けるのはコストの面からおそらく不可でしょう。
天窓は採光の役割がありますので、覆ってしまうというのもおそらく不可でしょう。
落ちた雛を一羽一羽保護するというのも、負担の面でおそらく不可でしょう。
そこで質問というのは、
「迷い込んだツバメを出口に誘導する方法はないでしょうか?」
ということです。
ツバメは明るい方に移動する習性があるようで、ビルに迷い込んだツバメを、室内照明を消すことで出口に誘導したというような話を聞いたことがありますが、この場合相手は光を遮ることのできない天窓なので、どうすればいいのかわかりません。

何かアイデアがあれば、御教示頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。

話すスタッフの方は今拾ったというツバメを持っています。弱って落ちてきたので拾って水を与えた(!)そうです。尾羽が燕尾を形作りつつあることから、巣立ったばかりの雛ではなく、自立した一番子のようです。犠牲になるのは巣立ち直後の雛だけでないようです。息をしていますが目を開けることもできません。譲り受けての帰宅途中、残念ながら娘の手の中で息絶えました。包んだハンカチには、大量のダニがついていました。

トイレ入り口には、落ちた雛をスタッフの方が拾ったという雛がいました。これは巣立ち前の雛のようですが、やせ細っています。おそらく給餌を受けていないのでしょう。元の巣から離れすぎているのでしょうか・・・

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道の駅にのみや: 求む御助言 への14件のコメント

  1. ifさん、こんにちは。
    難しい問題ですね。トイレにツバメが入れないようも出来ないでしょうし‥
    天窓に鳥が窓に激突しないように貼る、鷹の形をしたシールを張るとか‥?
    う~ん効き目ないでしょうか。
    一番良いのはその時期だけ天窓を覆ってしまう事なのでしょうけれど。
    良い方法を思いつけなくてすみません。
    せっかく保護されたツバメさん、亡くなってしまって残念でした‥
    ご冥福をお祈り申し上げます。

    • if より:

      あきこさん、コメントありがとうございます。
      ステッカーは慣れてしまうかもしれませんね。
      保護ツバメは娘が一生懸命励ましてたんですけどねーー
      残念です。

  2. ツバメネット管理人 より:

    天窓との間にネットを張ったり、明かりを完全に遮らないまでも、薄手の白い布を張ったりで、防げないものでしょうか。

    心配ですね。ifさんのお住まいの近くなのですか。

    • if より:

      ツバメネット管理人さんコメントありがとうございます。
      ネットはいいアイデアですね。
      平日行けるほど近くではありませんが、休日なららくらく行ける距離です。

  3. 小鉄バメ より:

    ifさんこんにちは~
    本当に難しい問題ですね。
    せっかく大きくなった雛やツバメさんがそのような
    形で命を落としてしまうなんて・・・
    どうにか迷わず防げる方法が見つかりますように。
    すみません、何もアドバイス出来ず・・

    • if より:

      小鉄バメさんコメントありがとうございます。
      最初見たときは天窓の中で飛行練習してるんだー安全でいいなーなどとのんきに考えていましたが、話を聞いてびっくりです。10羽くらいいましたが・・・

  4. hosokawa yukiko より:

    ifさん初めましてこんばんは。
    建物に入り込んでしまった雀さんを照明を切って、窓に誘導して出すことは時々やって成功していますが、天窓から、下の出口に向かって誘導するのは難しいのではないでしょうか?だとしたら、管理人さんのおっしゃるように最初から天窓に入れないようにする工夫の方がいいと思います。
    お写真では天窓の底面の面積の想像がつかないのですが、ネットを張ることができる程度の面積なら、その時期だけネットで天窓の底面部分だけふさいでしまうことはできないでしょうか。
    また、ご参考になるかわかりませんが、私の勤務校ではプールにカルガモさんが休憩に来てしまい、衛生上問題なので、プールの上空に柵から柵に渡す形で太めのテグスを張って防いでいます。これならネットより安価でできますが、ツバメさんに応用することはできないでしょうか?

    • if より:

      hosokawa yukikoさん始めまして。
      コメントありがとうございます。
      上から下への誘導はやはり難しいですか。
      迷い込み防止はネットで防ぐのがよさそうですね。
      天窓がとても高いので簡単には設置できないと思いますが・・・

  5. お宿 より:

    こんばんは~ 天窓 我が家ではスダレを三角の下の面にはめ込み
    少し暗くしてます。  又は 細かい目のネットを天窓に行く前に張ったらと・・・
    この時期 どうしても ツバが入り込みます。
    親がいれば 誘導してくれますが、 パニクル事が 多いです。
    1年中張りっぱなしだったら ネットが良いと思います。
    スダレは 冬暗いです。   夏は あの天窓 相当暑くなります。

    • if より:

      お宿さんコメントありがとうございます。
      パニックしてしまうのですね。
      育雛中の親ツバメはスイスイ天井の巣に出入りするのですが、
      巣立った子に誘導はしてくれないのかもしれません。
      迷い子がそれを見て気づいてくれればいいのですが。
      ネットによる防止が有効そうですね。
      温度の御指摘ありがとうございます。ますます心配になってしまいますが・・・

  6. Sukko より:

    ifさん、こんばんは。日記読ませていただきました。
    その様な事があるなんて、ショックです。
    早く何とかしてあげたいと思いますが、問題が大きすぎて良い方法もアイデアも浮かびません!
    しかもツバメちゃんの知識もありません(゚o゚;;すみません。
    ですが、お話と写真を見て悲しくてコメントしてしまいましたm(_ _)m
    せめて痩せ細ったヒナ達助ける事は難しいのでしょうか?
    どうすればいいのでしょう?(質問になってしまいましたっすみません)
    天窓に鳥避けを付けさしてもらうとか…ネットを張るとか…偽カラスをたくさん吊るとか…
    知ってしまったので出来る事は何とかしてあげたいと思うのですが…難しいですね

    • if より:

      Sukkoさんコメントありがとうございます。
      やせた雛、悩むところですが、一応巣の中にいたのと、すでに一羽譲り受けていたので看過してしまいました。悔やまれるところではあります。
      責任者の方と話をすればよかったかもですね。

  7. ブルー より:

    ifさん、おはようございます~
    道の駅のみなさまから見守られているツバメさん、
    どうかみんな無事で元気で渡りをしてほしいです。
    私も考えてみましたが、外側からのお写真から考えて、
    内側の構造、広さがどのようになっているのかわかりませんが、
    ガラスの下(天井部分)に平らに大きなネットで覆ってしまい、
    上部へはツバメさんが行かれないようにするといいかな?
    と、思います。
    ネットの網目はツバメさんが通れない大きさでがいいと思います。
    これなら、上からの明かりも入るのではと思いますが・・・。
    我が家も屋根に明かり窓がありますが、直接光を入れると暑くなる(夏場)
    ので、部屋の天井の部分にくもりガラスを入れています。
    これでも十分に明るいですよ~
    材料の調達のご都合もおありかと思いますので、薄い布(光を通す)
    でもよさそうに思いえます。
    ご参考になればかと思います。
    早くいい対策ができるといいですね。

    • if より:

      ブルーさんコメントありがとうございます。
      防鳥ネットを提案してみます。
      ネット自体は安いですが、場所が高いとこなので、業者を頼む(コストが発生)ことになると思いますので、動いていただけるかはわかりません。

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